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ゴジラいっこもしらねーけどシン・ゴジラめちゃくちゃおもしろかったぞ!!!(観た人むけ)

 

 

いや〜〜〜〜〜〜面白かったなーーーーっ!!!!

映画を見て、恐ろしさで絶句したのいつぶりだろ?!

 

我が家は夫が好きなもんで、特撮作品はわたしもいっしょになって楽しく見てたりするんだけど(ウルトラマンオーブいいよね…)、シン・ゴジラについては正直見に行くつもりはまったくなくてですね…。

というか、番宣だかCMだかを見ても全くピンと来なくて「これかんぜんにコケるでしょ」感だけをプンプン感じ取っていて全然気にもかけていなかったんだけど、公開初日にあまりにTLで評判がいいので、みなさまがそこまで言うならもしかして、と行ってみたらこれよ、これ。

 

いや〜〜〜〜〜〜面白かったなーーーーっ!!!!??????!!!!!!

 

好きだったところをつらつらかくと、まずなにが好きだったって、物語を進めるために場を引っ掻き回す役のアホがでてこなくて本当によかった。

こういうパニック映画ってなんか憎めない人柄なのをいいことに、バカみたいなドジふんで台無しにするやつが出てきたりするじゃないですか……。だいたい終盤に敵を倒す重大なヒントをみつけたりすることでそのドジを挽回したりするタイプのやつ。あれはそんなんでプラマイゼロにしようとすんじゃね〜ぞ!!!みたいな気持ちになるので、それがなかったのはよかったです。

 

それにくわえてわかりやすいかんじの「悪人」も出てこないじゃないですか。

特撮に限らず、たいていのドラマは悪の天才が時に野心を抱き、世界征服を夢見てはじまるもんだと思うけど、シン・ゴジラはこれだけ人が出てきてやなやつとか悪い人間が一人も出てこないっていう。

この物語のすべての登場人物がキビキビだったり、役人らしくのらりくらりだったりはするけど、自分の仕事を生真面目にこなし、他人の仕事や善意をある程度信じて行動している。 (まあでも、トリガーを引いたのはおそらく博士だけど、ゴジラを産みだしたのはこの生真面目な善人たちなんだよなあっていうのがなんだか、皮肉というか、今時だなあ…と思いつつ)

 

この「いかにも物語っぽい人物」が出てこない、ふつーーーの善良で生真面目な日本人たちが織りなす序盤がこの物語を自分の半径100m以内の物語にしているところがすごくあって、そっからヒロミ(早口で最高の女)>カヨコ(アメリカの最高の女)とグラデーションしていくのも、物語の非現実性とリンクしていて、諸々をすんなり受け入れられて良かったなあと思っています。この序盤を面白くするの相当大変そうだけど、ちゃんと面白いんだもんね!すごいわ~~~

 

あと、終わりに話は飛ぶけど、ゴジラが凍結したのを確認したのち、固唾を飲んで見守っていた人たちが「イエーーーーッ!!!!」みたいになることもなく、肩を抱き合ったり、深く息を吐いたりする程度で、静かにほっとしている描写がすごく好きでした。作戦隊長(かな?)が「みんな、ありがとう!」といって終わったのも素晴らしく良かったですね……。

 

あと、ヘリのぱらぱらぱら〜〜〜から始まる自衛隊の総力戦がほんとにほんとにほんとによかった…。

多摩川に10式戦車がずらーっと並んでいるのも、ほんとかわいらしかったし興奮しましたね!(まったく効かなかったけど……。)99式自走砲もトコトコしてて超~~~良かった……「ご!よん!さん!に!いち!だんちゃく!いま!!」」ヒーーーっ!!!!!(おおよろこび)(まったく効かなかったけど……。)

えーコレ効かないんじゃあこの後どーすんだ?と思ってたらまさかの御殿場からMLRSぶっぱでよ~~~~大興奮したっす〜〜〜!!!!!!!!

てかワスよぉ、この2日前にちょうど御殿場まで片道1時間半かけてさわやかのハンバーグ食べにいってたからよお、「はぁ〜〜〜遠路はるばるようきんさった……」って田舎のオバアみたいな事思って目頭熱くなっちゃったよねえ。 しかもきっちり命中させてねえ……おばさんハンケチ握る手にも力がこもるってもんよ。(まあまったく効かなかったけど……。)

ちなみに、このへんの自衛隊の装備というか、御殿場から届くんかジッサイ、みたいな話についてはパンフにくわしいので気になる方は是非お買い上げになるとよろしいです。

 

でも、自衛隊を過剰に賛美するわけではないんだけど、戦後これだけの装備を使う大きな戦闘をした事がない国で、「みたこともない相手へひるむことなく全弾を命中させることができる」っていう描写ができるのって単純にすごいなあ〜〜〜と思ったりして。

フィクションなんだから、なんぱつか外れてた方がそれっぽいじゃないですか? でも当たり前みたいに全弾が命中してることに何の疑問ももたずに見られていたことに、思い返したときに気づいて己の自衛隊にたいする信頼度に気づいたっていうね。この総力戦もよかったけど、最終決戦でもほんとのほんとにかっこよかった!!ほんとに!

 

そんな自衛隊さんたちの装備たちもすげーーーよかったけど、はたらくくるまたちが大活躍したのも本当に良かったですね!!!

かつてこんなに高圧コンクリートポンプ車が活躍する映画がありましたあ〜〜〜!?!?!?

ふつうさ〜〜〜〜、絵面だけかんがえたら消防車みたいなやつでバビー!ってやるじゃん、でもこいつをえらんだっていうのは、ゴジラ原発への注水メタファ〜ってだけじゃなくて、たぶんトラックミキサーで薬剤をかくはんできたりするメリットがあるからじゃないかとおもうんですよね。

 

 

はぁ〜〜〜〜適材適所!!!偉い!!!!!(こじつけ)

たまらんでしょこんなの!しっかとふんばって、この繊細なアームをガッジーラのお口に添えちゃってさ、もりもりかじられちゃってさ……(歯並び悪くてセフセフ!)!

もうこのシーンのわたしあれよ、のびるタイプのはたらくくるま(はしご車とかクレーン車とか!推し重機はかにクレーンです!)が好きだからたまらんかったよね……。

余談ですが、どこのメーカーの車両なのか絶対知りたいとおもってめちゃくちゃ凝視してたけど、フロントのエンブレムがみたことないやつだったんよね〜〜〜!!!

観終わって、そのことを一緒に見てた夫に話したらスタッフロールに「エンブレム作成」みたいなクレジットがあったみたい。(追記:っていうかブログ公開後教えてもらったけど出渕裕だそうじゃねーか…)そんなとこまでこだわるか〜〜!!!!!頼む〜〜〜!!!!!!!!!!どれか1種類でいいからトミカくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

 

あと、で、で、電車な〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

ほんとネーミングの良さ震えるばかりなんだけど「無人新幹線爆弾」「無人在来線爆弾」の声に出して言いたさすごい。

あと、N700系のぞみと、E233系E231系見るとめちゃくちゃアガる!!

無人新幹線爆弾がN700系なのめちゃくちゃ贅沢でときめくよね…もー引退する700系じゃなくて!白い車両がまっすぐつっこんでいく図は美しかった……。もうその時点ではちゃめちゃにテンションあがってたんだけど、そこにかぶせて無人在来線爆弾よ!!!!はあああ〜〜〜3000番台15両編成がこの構図に映える〜〜〜!!!!!!!輝いてる!!!!輝いてるよ〜〜〜〜〜っっ!!!!!って感じね!!!!!!

(ちょっと正直このへんは興奮しすぎていたので記憶を自分ごのみにねつ造している可能性があるので、もういちど見る必要がある。)

(追記:2回め見てきて確認したんですけど、3000番台が15両編成なのかは確認できなかった……おっかしいな~~~!!!???)

 

まーつらつらかいたんだけど、シン・ゴジラ本当にすごいな、と思ったのは、見た後にフィクションの中でおきた遠い出来事というよりは半径100メートルぐらいで起きうる出来事として脳が捉えているところ。

映画の帰り道、池袋のサンシャインの向こう側に、立体交差橋がまたぐ山手線の果てに、渋谷駅ホームから品川方面を眺めるときに、ふとした隙間にゴジラの姿をつい当てはめてしまうんですよ!そんで、あそこに湧いたらどうくるか、どう逃げようって思ったりして。

作中で一般市民が自衛隊のヘリで各地へ避難していく描写のときに、誰も旅行にいくみたいなスーツケースしか持ちだせていなかったのをせつなく思う反面、いざという時にもちだす荷物整理しなきゃ…って考えちゃったりとか。

東京を舞台にしてる作品とはいえ、こんなに「自分だったら?」っていう考えが生活に入り込んでくることもなかなかないし、そう思わせるのすごいな〜〜〜って思いました。

あと、観終わって、とにかく仕事がんばろう、っていう気持ちになったし、とにかく元気がないと何にもできないな!!!!!!とおもいましたので、オリジン弁当の竜田揚げだかが入ってる巨大なおにぎりをもりもり食べながら帰りました。みんな元気だしていこう!!!!!!!!!!!!!!!!!