2人でバーベキューをやるのは楽しい
週末初のキャンプする気満々だったけど、どこもいっぱいで予約ができず。
レビューとかみてると夏の当日朝に予約の電話したけど行けたみたいなこと書いてあったので、余裕かと思ってたら完全にぬかった。
ブームっすなぁ~。かくいう私も乗っかろうとしてたわけだけど。
火曜が祝日だから月曜を有休にして連休にする人が多かったんだろうな。天気予報も晴れだし、行楽日和だもんな~とあきらめようとはしたものの、高まったアウトドア欲をどうにかしたい……というわけで、先日行った近所の公園にバーベキュー広場があったのを思い出し、予約を見てみたら案外がら空きだったので夫婦バーベキューなどしてみるか、と思い立ったのだった。
それが、やってみたら案外たのしかったので、やったことと気づいたことをメモがてら。
サイト利用料2800円、炭つきコンロセット2000円。
使い捨てのコンロを買って持ち込もうかとも思ったけど、どうせ炭は買わなきゃいかん事を考えると同じくらいの値段になるし、使用後の片付けとか考えるとあと腐れのないレンタルのほうが楽よな~。
それにしても、中年二人のバーベキューの買い出しの寂しいことよ。
バーベキューの買い出しなんつったらもうワクワクが押し寄せるまま、食べたいもの全部入れちまお精神のブチアゲショッピングの代名詞でしょうが。だのに今回我々が買ったもの 骨付きラム肉 ピーマン えりんぎ ねぎ 終わり……。かご、寂し……。
そんで、割り当てられたスペースがまた広ぉ~いの。
スペースごとの最大人数はコロナ禍で8人になっているものの、もともとの定員は20人までいけるんだって。
実際周りは複数の合同ファミリーっぽいところとか、友達仲間とかでワイワイしてる人が多かったんだけど、そこに2人。
一人カラオケでパーティールーム通されたあの感じ。
周りがにぎやかな中、広いスペースにおじさんとおばさんが2人、ぼそぼそと話をしながらちまちまと食べる、そんな風景を侘しいとお思いでしょうか。
これがねぇ………めちゃくちゃ………たぁ~のしかったんですねえ~~~~!!!!やぴやぴやぴやぴやっぴっぴ~~!
いつもと同じ「2人の食事」なのに外で炭火という環境というだけでぐっと豊かに過ごしているような気分になるのがめちゃくちゃ新鮮~!
場所も良かった。この公園はバーベキューサイトが斜面に段々畑のように配置してあるので前後を全然気にしなくてよくて、隣ともかなり間隔が開いているのでまわりの目を気にしなくてもいいんですよ。眺めもいいし最高だな~~~!!!
あと、そもそも火ってすげー面白いじゃんね。
受付を済ませてコンロを借りたものの、我々ってどちらもアウトドアと縁がないまま生きて来たわけ。
なので当然初の火おこしとなるわけなんだけど、ネットとか漫画とかでよく「日ごろカッコつけてた男がBBQの火おこしでモタモタしてダサ~いキャハハなんつって女たちに幻滅される」みたいな話見るし、さぞむずかしいんだろとビビる。でも、とりあえずやってみるしかないのでカンでやる。
炭と別に旅館で出てくる固形燃料が入っていたので一番下に置き、その上に炭をてきとうに置いて火をつける。燃える。燃えるけど、え………これでいいのか……???
炭が燃えてるというよりは固形燃料が燃えてるだけのような気もするし、炭にふーっと息を吹くと赤くなってるとこが点みたくは見えるから、まあ燃えてるんだろうな……?という気はするけど、これ燃料が終わったら火が消えちゃうんでは?という頼りなさ。
正解がいまいちわからないので、とりあえず横の人がやってたのを真似してばさばさ風を送ってみたらめちゃくちゃ燃えて炎があがったので「これこれぇ!!」と爆上がりした。え……クッソちょろいじゃん火おこし。固形燃料が最強ってこと?ヒュー……文明に感謝……。
そんで、持ってきたものを焼いてどれもうまいうまいと食べました。炭火すごい。どれも大変おいしかった。
2人だし、肉はラムチョップ4本しか焼かないから網が余るよな~と思って端の火が弱いとこで後日食べる用のローストビーフもじっくり焼いてたんだけど、見た目のにぎやかしにもなるし、後のお楽しみもできるし大正解であった。
食事の量が控えめだったので、抜かりなく満喫しまくるつもりで、マシュマロとビスケットをもっていってスモアもできたし、小さいクッカーでお湯をわかしてコーヒー淹れたりホットワインをあたためて飲んだりして大変満喫いたしました。なんかこういう事を外でやるとたのしいな!
なんとなく、こういうアウトドアっぽいことは準備も必要そうだし、オタクにはハードル高くてめんどくさそうだな~と思って敬遠してたんだけど、少人数だと案外簡単でたのしいな~ということがわかったのでまたやろうと思いま~す。
◆ 持って行ったもの
- 下ごしらえ済食材・飲み物(別記)
- レジャーシート(予約の時間までその辺でノンビリするときに使った)
- ウェットティッシュ(絶対いる 手は汚れるし持ち帰るものを軽く拭ける)
- クッカー・バーナー(ホットワインとコーヒー用 食べ終わった後は空いた網にのっければいいしバーナーはいらなかったかも)
- ドリップコーヒーバッグ(食後のお茶タイム楽しい)
- ホットワイン(寒かった時用 結局寒くはなかったけどおいしかった)
- 紙皿・紙コップ・わりばし(必須)
- マシュマロ焼く棒(マシュマロを焼く用)
- ナイフ(基本つかわなかったけど一応……)
- クリップフック(現地にフックがあったので使わなかった ゴミ袋かける用)
- 調味料セット(使わなかったけど念のため)
◆ あったほうが良かったもの
- バーベキュートング(これは必要だった。次から持参する 割りばし短くて熱い)
- チャッカマン(貸してもらえるかと思ってた 買った)
- 焼肉のたれ(肉は下味つけてたけど野菜にはあったほうがいい)
◆ 食材と下ごしらえメモ
- ラムチョップ4本:塩コショウしてオリーブオイル+おろしにんにく+タイムを入れたジップロックに入れてもみこむ 焼くまでには常温に戻しておく
- ピーマン5個、ねぎ1本:切ってオリーブオイル少し入れたジップロックに入れて持っていく
- えりんぎ:そのまま 現地で焼くときに裂く
- 玉ねぎ:皮つきのまま半分に切って、ひと玉の形に合わせた状態でホイルで包む。あとは炭の中に入れて60分(これは火の通りが足りなかった。次はホイルの下に濡れキッチンペーパーの層を作ってみようと思う)
- さつまいも:濡らしたキッチンペーパーで全体を包み、その上からホイル包み。あとは炭の中に入れて60分→めちゃくちゃうまいすんごい成功した めちゃくちゃうまい
- ローストビーフ:肉に塩コショウすりこみ、にんにくスライスを表面にまぶして袋にいれておく。焼くまでには常温に戻しておく。めちゃくちゃ低温でじっくり焼いて、アルミホイルに包んで袋に入れ、タオルに包んで保温しながら持ち帰る
- マシュマロ・ビスケット:スモア用。マシュマロはチョコが入ったやつだと楽しい。ビスケットは森永 全粒粉仕立てのビスケット(好き)を持って行ったけど、たくさん焼きたい人はハーベストとかの薄いやつのが軽くていいかもねぇ。
良かった点
- 下ごしらえをすべて家でやってきたのは楽でよかった
- お肉からデザートまで、食材の量がちょうどよかった
次への課題
- 玉ねぎが焼けるまでに時間がかかるので、肉を食べてるときに合わせる用の野菜の物足りなさがあった。玉ねぎに合わせて肉が焼ける時間を調整するなど配分を考えたい。
- 食材に火が通るのが早いので、一気に焼くと一気に食べちゃう。前菜がてら、ゆっくり食べられるチーズフォンデュとかやってみるのもいいかもしんない
- チャッカマンは必須